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介護トラブルNews

介護・高齢者住まいの事件・トラブル

川崎市の有料老人ホームで入居者3人が続けて転落死

川崎市の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で昨年11月~12月の2か月の間に80代~90代の入居者3人がベランダから転落して死亡。この施設は、鉄筋6階建て80居室あり、3人は4階から6階にある個室に入居。ベランダには高さおよそ1.2メートルの手すりが設置してあり、遺書などは見つかっていない。厚労省は、事情を聴くとともに調査を求める方針とのことです。

有料老人ホームで入居者同士の殺人事件

8月14日夜、大分市の有料老人ホームで、86歳の男性入居者が80歳の別の男性入居者を刃物で刺し、出血死させる事件がありました。被害者である80歳の入居者が他の入居者と起こしたトラブルが原因とのことです。いずれも2012年に入居し、今までトラブルはなかったとのことです。

大阪の特養ホームで入所者に暴力

大阪府吹田市の特別養護老人ホーム「みらい」で71歳の入居者男性の顔面を殴るなどしてけがを負わせ、職員を逮捕、送検。「介助中に腕を捕まれたため、腹が立って殴った」と容疑を認めている。逮捕容疑は昨年9月中旬、ホームで男性の顔面などを殴り、全治約1週間の軽傷を負わせたとしている。施設は当初、男性の家族に「介助中に抵抗し、男性自身の手が顔に当たり負傷した」などと説明していたが、不審に思った家族が吹田市や同署に相談、昨年12月被害届を提出していた。吹田市では聞き取り調査などを行ったが「虐待があったとは認められない」として再発防止を指導しただけだった。

埼玉県の特養ホームで薬誤配等による死亡事故

熊谷市の特養ホーム「いずみ熊谷」で、昨年入所者に別の入所者の薬を間違って飲ませてしまい、2人死亡したことがわかりました。これを含め、報告が必要な事故が計8件起きていましたが、全て報告されていませんでした。埼玉県は遺族の通報により、今年1月に立ち入り調査を実施、行政指導しました。
(2015年7月5日)