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「長年住み慣れた自宅が一番安心」とはいかないデータもあります。 高齢者の家庭内事故死は、交通事故よりずっと多いのが現状です。とくに、浴室など水回りの事故が多く、また飲食物がのどに詰まる窒息や、同一平面上(段差のない床)での転倒による死亡など、「まさか?!」な状況が少なくはないのです。
自分の身体にあわせた自宅の整備も必要です。その際には、なんでもバリアフリーにすれば良い、というものではありません。 やりすぎは残っている能力や機能を逆に低下させる場合もあります。自宅の改修をする場合は、「福祉住環境コーディネーター」など専門家のアドバイスを受けながら検討するほうが賢明です。
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